パリで拾った

MDエクスプローラーの話題

 

 

 目下開催中のパリ航空ショーで、MDエクスプローラー双発タービン・ヘリコプターの話題が盛んである。

 そのひとつは、インドネシアの石油開発支援飛行をしているエアファスト・インドネシア社が2機のMDエクスプローラーを発注したというもの。MDエクスプローラーが石油開発に使われるのは、これが初めて。赤道直下のジャワ海で計器飛行をおこない、98.5%の就航率を目標にしている。

 MDエクスプローラーは救急業務にも多数が使われている。そのためにパリ航空ショーで発注されたのは、米エアメソッド社からの1機。

 またドイツのヘリ・ユニオネア社からも2機の注文が出た。この2機はこの7月と8月に引渡される。ヘリ・ユニオネアは現在11機のヘリコプターを運航しているが、その任務は救急業務と警察業務である。

 警察業務のためのMDエクスプローラーは、このほど米ニューヨーク州サッフォーク警察へ2機が引渡された。ロングアイランド東部地域で、週7日間、1日24時間の絶え間ない飛行をおこなう。MDエクスプローラーが本格的な警察機として使われるのは、これが初めてである。


(サッフォーク警察に引渡されたMDエクスプローラー)

 MDエクスプローラーは米FAAおよび欧州JAAのきびしい安全基準を満たしており、パイロット単独でカテゴリーAの計器飛行が可能。MDエクスプローラーの製造機数はほぼ100機に達した。

(DMB、2001.6.22) 

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