ビジネスジェット

2機種が初飛行

 

 
(初飛行するホーカーホライゾン)

 先週開催予定だった米国ビジネス航空協会(NBAA)の年次大会に向かって、2機のビジネスジェットが初飛行した。8月11日に飛んだホーカーホライゾンと、その3日後8月14日に飛んだボンバーディア・コンチネンタルである。いずれも同クラスのビジネス機で、乗客8人乗り。高度12,000m前後をマッハ0.83〜0.84で飛び、航続距離は6,000km程度。なお8月31日には先日の本頁でご紹介した通り、ガルフストリームGV-SPも初飛行している。

 カナダのボンバーディア・コンチネンタルは、主翼を三菱重工が製造し、胴体後部は台湾、中央部は英国で製造される。最近までに115機の注文を受けており、2002年秋型式証明を取って、2003年から引渡しを開始する予定。

 当初は年間25〜30機を製造する計画だが、2005年には年間60機という目標を掲げている。基本価格は1,500万ドル(約17億円)。


(ボンバーディア・コンチネンタル)

 米レイセオン社のホーカーホライゾンはPW308エンジンを装備、原型4機で2,500時間の飛行試験をしたのち、FAAの型式証明を取って、2004年初めから引渡しが始まる。

 最近までに150機以上の注文を受けており、2005年には36機を生産する計画。基本価格は1,680万ドル(約20億円)。

 同じクラスのビジネスジェットは、もうひとつ、セスナ社でも開発が進んでいる。同機は来年初めに初飛行予定のソヴリンで、2003年末までに型式証明を取り、2004年初めから量産機の引渡しに入る。

 最近までの受注数は100機以上。基本価格は1,270万ドル(約15億円)という。

 米国の9.11多発テロが起こったのは、上のホライゾンとコンチネンタルの初飛行から1か月後のことであった。その影響は今後どうなるだろうか。果たして吉とでるか凶と出るか。メーカー側は今、計画通りの生産を進めるために懸命の営業努力をつづけている。


(ホーカーホライゾン)

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