![]() 英仏の救急用EC135ヘリコプター
仏ヘリキャップ社は、代表的な救急ヘリコプターの運航会社だが、このほど同社が使っているEC135ヘリコプター12機の飛行時間が合わせて15,000時間に達した。同社は1997年5月に最初の2機を受領したもので、運航開始から4年近い間の記録である。 現在ヘリキャップ社はパリその他9カ所の病院を拠点にして、12機の救急ヘリコプターをフランス政府が運営する救急機関SAMUとの契約で運航している。そのためのパイロットは23人、整備士は8人である。2002年にはもう1機、13機目のEC135を導入する予定。 なおヘリキャップ社は現在、9機種73機のヘリコプターを運航しており、救急飛行時間は63,000時間で、15万回以上の出動をしている。
一方、英国でも最近2機のEC135ヘリコプターが救急業務に導入された。スコットランドのグラスゴウとインバネスを拠点とする2機で、これまでの旧型機に代わるもの。特に遠隔地に発生した急病人や怪我人の救急のために、パラメディックをのせて出動する。 ユーロコプターEC135は、最新の技術を取り入れた軽双発タービン・ヘリコプターで、騒音がICAO基準よりも7デシベル少なく、速度が240km/hと速く、尾部ローターがないために地上での安全性が高い。機内は広くて患者1人のほかに医師などの医療スタッフ3人をのせることができる。そのため標準的な救急ヘリコプターとして世界的に認められている。 EC135は、これまでに220機の注文を受け、165機が引渡された。これらは救急のほかに警察、社用ビジネス機、海底油田開発、訓練そのたの業務に使われている。 なお製造メーカーのユーロコプター社は2000年7月、ドイツDASA社、仏アエロスパシアル・マトラ社、スペインCASA社の合併によって成立したEADSの100%子会社である。 (DMB、2001.5.9)
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