EC135の性能向上

200機目のEC120B

 

 4月14日、仏エンジン・メーカーのチュルボメカ社は、アリウス・ターボシャフトの最新型アリウス2B1A1がEC135ヘリコプターのエンジンとして認可されたと発表した。これでEC135軽双発機のカテゴリーA(垂直離着陸)の時の性能が大きく向上する。

 たとえば離陸重量は、これまでのように制限を加えることなく、通常時の最大離陸重量2,835kgまで増加する。このときの外気温度は最大20℃まで可能。

 ユーロコプター社とチュルボメカ社は、今後なおカテゴリーAでの飛行性能を上げるために、さらに出力が大きなアリウス2B2エンジンをEC135に搭載するよう作業を進めている。これならば、気温がさらに上がっても最大離陸重量2,835kgでカテゴリーAの運用が可能になるはずで、2001年末までに型式証明を取る予定。

 なおアリウス・エンジンは1981年から実用化され、今日までに1,000基以上が生産されている。

 ユーロコプター社はこのほど200機目のEC120B小型単発ヘリコプターを引渡した。引渡しを受けたのはスウェーデンのカラックス航空。1号機の引渡しから2年余り、100号機の引渡しからはまだ1年もたっていない。つまり同機は年間およそ100機の割合で生産されていることになる。

 EC120Bはこのクラスの単発タービン・ヘリコプターの中では最もよく売れており、最近までの受注数は256機に達した。また引渡しずみ200機の総飛行時間は約41,600時間になった。

 本機の特徴は日常整備に手がかからないことで、定期点検以外は、整備士がいなくてもパイロットだけで特殊工具を使わずに作業をすることができる。

 EC120Bの製造には中国が24%、シンガポールが15%の協力をしている。ユーロコプター社は、残り61%を担当し、最終組立と製造の全体についても責任を持っている。

(DMB、2001.4.24)

 

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