北京オリンピックに備える
救急ヘリコプター
2008年のオリンピック・ゲームが北京で開催されることは先頃決まったばかりだが、それに備えて早くも救急ヘリコプターの準備がはじまった。
中国からの報道によると、北京から600kmの範囲を対象として、救急患者をヘリコプターで病院へ搬送するシステムづくりに入ったという。北京救急医療センターが中心となって、当面はフランス製のヘリコプターを使用、事故や急病人が発生したときは直ちに現場へヘリコプターを派遣する。ヘリコプターにはパイロットのほかに医師、看護婦が乗り組み、現場で応急処置をした患者をストレッチャーに寝かせてヘリコプターにのせ、近くの病院へ搬送するという仕組みである。
このヘリコプターは去る8月下旬の北京ユニバシアードで使われたようだが、成果のほどは分からない。また、この機体には救急装備がなく、医師は携帯用の医療器具しか使えなかった。
しかし来年には、心電計、除細動器、人工呼吸器などの救急医療器具をそなえた機材を輸入する。中国では、こうした救急ヘリコプターを2008年までに8〜10機、北京とその周辺に配備する計画という。

(去る6月パリ航空ショーに展示された中国政府飛行服務隊のスーパーピューマ。
ただし、これが北京の救急機というわけではない。
むしろ日本の政府専用機に当たるものかもしれない。
念のために「服務」とは英語の「サービス」に当る中国語である)
(DMB、2001.9.5)
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