最近の初飛行2題

 

 

 

 本サイト既報のベルAH-1Zがは12月7日初飛行した。米海兵隊向け最新鋭攻撃機となる同機は11月20日にロールアウトしたばかりだが、過去4年間にわたって開発研究がすすめられてきたものである。

 初飛行は15分ほどおこなわれ、基本的な低空ホバリング飛行によって、ホバリング時の操作性などが確かめられた。

 このAH-1Z原型1号機(Z1)は2001年3月パタクセントリバーの海軍航空基地に移り、30か月間の飛行試験に入る。これには2号機(Z2)、3号機(Z3)も参加、総計1,300時間の試験飛行をする計画。完了は2003年夏の予定。

 一方、欧州ではユーロコプター社のスーパー/ピューマクーガーMk2+ヘリコプターが11月30日に初飛行した。

 これまでのクーガーと異なり、主ローター・ブレードが5枚に増え、ギアボックスが強化され、新しい出力増強型のチュルボメカ・マキラ・ターボシャフト・エンジンが装備された。ただし主ローターヘッドは従来通りのスフェリフレックス機構を採用している。またブレード数の増加によって振動は減少するが、翼型や形状は変わらない。防氷装備をしているので、既知の氷結気象状態でも飛ぶことができる。直径は16.2m。 

 初飛行は50分間にわたっておこなわれ、飛行特性や装備系統の機能確認などがおこなわれた。

 同機はフランス空軍が発注しているもので、捜索救難機として使う予定。この場合、空中給油も可能なので、海上での航続時間を大幅に伸ばすことができる。総重量は11トン。

 フランス空軍への引渡し開始は2003年からの予定だが、民間機としては2002年末までに型式証明を取ることにしている。

(DMB、2000.12.13) 

スクール案内)  (トップページへ戻る